世界最速の毒ヘビ「ブラックマンバ」、悪夢のようなその特徴 | Forbes JAPAN 公式サイト（フォーブス ジャパン）

ブラックマンバ（学名：Dendroaspis polylepis）について、たいていの人が知っていることといえば、アフリカに生息するコブラ科のヘビで、並外れて大型になり、恐るべき猛毒をもつことくらいだろう。爆発的なスピードで攻撃を繰り出すため、まるで空へと飛び立つかのように見える、と聞いたことがある人もいるかもしれない。 あまり知られていないのは、ブラックマンバという名前が体色を表しているわけではないことだ（体色は灰色や褐色）。この名前は、かっと口を開けた時の内部が、インクを落としたように黒いことに由来している。自分が「臨戦態勢」にあることを伝える、ぞっとするような警告だ。 進化生物学者にとって興味深いのは、こうした特徴のどれをとっても、完璧なまでに捕食に特化していることだ。一つ一つの特徴は単独でも恐ろしいが、これらすべてが合わさると、自然界で最も効率的な、悪夢のような捕食者ができあがる。

[mouseion]

噛まれたゾウが苦しみ抜いて死んだ後その肉を食らったライオンやハイエナの群れがそれぞれその毒で苦しみ死んだ事件があったな。

[yamadar]

『ブラックマンバはもはや...ヘビの形をした純粋な恐怖』1. 移動速度はヒトの短距離走に匹敵、2. 適切な抗毒血清を投与しないかぎり30分で死に至る、3. 脅威を感じると「連続的な先制攻撃」で自衛