「安楽死」について考える際に知っておいてほしい、いくつかのこと - いつか電池がきれるまで

note.mu 「安楽死」について、僕はやはり医者としての立場から逃れられないし、客観的に語ることは難しいのだと思います。 ただ、だからこそ、ひとりの臨床医として、あるいは、癌で親を亡くしたひとりの遺族として、考えていることを書いておきたいのです。 冒頭の幡野さんのエントリのなかでは、こう書かれています。 安楽死のことが話題になると、賛成と反対の議論に陥りがちだ。 反対する人がどんな人たちかというと、まずは医師が多い。 そしてこれはとてもに言いにくいのだけど、ぼくが肌で感じたなかで一番強く反対するのは、家族や大切な人をトラウマや後悔を抱えるかたちで、ガンなどで亡くしてしまった一部の人だ。 この両者の話を聞いて、いい批判も聞くこともたくさんあるのだけど、じつはこの反対する人たちと議論をしてもあまり意味はないのだ。 なぜなら“安楽死”という言葉を想像したとき、賛成する人は自分の命に置き換えて、

[kaerudayo]

“人間の思考というのは、そんなに安定したものではなくて、「もう死んでしまいたい」と「まだ生きたい」の間を揺れ動いていることも少なくない。それに対して、「死」というのは、不可逆的なものなのです。”だよね

[nenesan0102]

私の知人に実際にいるけど、ガンだけどその治療をするお金がない人がいる。もちろん緩和ケアを受ける余裕もない。こういう人々の苦しみに対して、医師はどう考えているのか聞いてみたい。

[dc42jk]

安楽死の議論では医療者の話が少なすぎると思う。安楽死が患者のためになるとしても、医療者は患者のためになんでもしなければいけないのか？殺人や自殺幇助を医療者は患者のためにやらなければならないのか？

[ikanosuke]

趣旨は分かる。しかし現に病床や医師の不足が加速する中で、積極的安楽死を議論すらしないというのは、怠慢とも責任逃れとも言えると私には思える。

[usi4444]

恐ろしいブコメがあるので敢えて言うが、政府が何を目論んでいるのか無視して安楽死を語るのは命について考えているとは言えない。https://twitter.com/itami_k/status/1078712220169560064

[novak777]

“「宗教」というものを信じられなくなってしまった人間は、「死」に直面せざるをえない。”死を直視したくない人たちにより、21世紀は逆に宗教が流行るのかもしれない。

[lenore]

私が年老いて旅立つ頃には多分近しい親戚などは居ないと思うが、だからこそ死んだ後でもめないように(遠方の親戚が後で驚かないように)周知徹底する/公式な書類を遺す必要があるのかも知れない。法制度化されて欲しい

[mayumiura]

“日本で「安楽死」が受け入れられにくいのは、「自分の生命は、自分だけのものではない」という意識が根底にあるのかもしれません。”

[hongshaorou]

苦しんでるんだから楽にさせてやりゃいいじゃん、とは簡単に言えない事情もある

[mats3003]

この人と意見が異の場合が普段は多いのだけど、今回のこれについては、全く同意。先週、ほぼこの事案に立ち会った家族として。

[lazy-planet]

安楽死と与死が混同してる人は多いと思う。

[sgym326]

いつか自分のことになりそう