ウォーキング「１日１万歩」はむしろ逆効果…「7000歩」で止めておいたほうがいい理由 @gendai_biz

カギは早めのレカネマブ早期の認知症やMCIに対しては、認知症治療薬のレカネマブが有効だ。前出の奥村氏も、50～60代の患者に積極的に使っているという。 「『MMSE』という認知機能テストで30点に近い初期段階の患者であれば、レカネマブで進行をかなり遅らせることができますし、日常生活に支障がない段階まで回復したケースもあります。ただかなり初期の認知症でないと、進行を食い止めるのは難しい。早いうちに専門医を受診して、アミロイドβの蓄積具合を確認するといいでしょう」 治療薬の開発がさらに進めば、将来的には認知症が発症したとしても、進行をストップさせることも不可能ではない。日本発の認知症治療薬として話題を呼んだアリセプトの開発者で、1998年に「クスリのノーベル賞」として知られる英国ガリアン賞特別賞を受賞した杉本八郎氏が、今後の展望を明かす。 Photo by gettyimages 「アリセプト