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ロヒンギャ難民キャンプで、医療支援者が見た「耐え難い現実」(望月 優大) @gendai_biz
昨年8月終わりに発生したロヒンギャ難民危機。ミャンマー国内のイスラム系少数派であるロヒンギャの人々... 昨年8月終わりに発生したロヒンギャ難民危機。ミャンマー国内のイスラム系少数派であるロヒンギャの人々が軍や治安部隊からの迫害を受け、現在までに70万人近くもの人々が隣国バングラデシュに逃れた。 最近になって両国の政府間で難民の「帰還」に関する合意もなされたが、ミャンマー国内でのロヒンギャの安全確保については懸念も大きく先行きは不透明だ。 大規模な難民キャンプで暮らす人々の日常も見えづらい状況が続き、日本を含む世界からの関心も時間とともに薄れてきているように思える。 医療支援のために日本から現地入りしている国際NGO「世界の医療団(MdMジャパン)」のスタッフにお話を伺うなかで、未来の見えなさから死を口にする人々の姿、難民の中でも特に脆弱な立場にある女性たちを取り巻く問題など、キャンプにおける厳しく複雑な現状が浮かび上がってきた。 公衆トイレを使えない女性たち ――現地でクリニックを開設しつつ
2018/03/18 リンク