「大事なのは“何もしない”こと」笑福亭鶴瓶だけが持っている「ゆるさ」と「熱さ」の正体（高堀 冬彦） @gendai_biz

「家族に乾杯」は26年目に 笑福亭鶴瓶（69）がメーンを務めるNHK『鶴瓶の家族に乾杯』（月曜午後7時半）が、間もなく1995年8月の放送開始から26年目に入る。 テレビ界屈指の長寿番組となったが、息切れとは無縁で、高視聴率が続いている。世帯視聴率もそれと連動する個人視聴率全体も全番組の中でベスト20に入ることが珍しくない。 鶴瓶とゲストが全国各地を訪れ、その土地の人たちとふれ合う番組なのはご存じの通り。「家族」に拘っているところを除くと、ほかのふれ合い番組と骨格は大きく違わないように映る。 どうして大成功したのだろう？ 鶴瓶はこう語っている。 「大事なのは“何もしない”ということなんです。何も作らない」（※１）「人間って、みんな面白いんですよ。無理に面白くしようとしない」（同） ぶっつけ本番、行き当たりばったり、しかも演出しない。だからこそ愉快な番組になっている。また、作っていないので、

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鶴瓶師匠は本当にすごい。お笑いの中のお笑い。そして平等主義者