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懐疑という名のパラノイド~映画『裏切りのサーカス』 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ
■裏切りのサーカス (監督:トーマス・アルフレッドソン 2011年イギリス/フランス/ドイツ映画) ジョン... ■裏切りのサーカス (監督:トーマス・アルフレッドソン 2011年イギリス/フランス/ドイツ映画) ジョン・ル・カレの小説は20代の頃によく読んでいた。とりあえず「寒い国から帰ってきたスパイ」から「リトル・ドラマー・ガール」あたりまではきちんと読んでいたが、近作では「ナイロビの蜂」を読んだ程度だ。ル・カレの初期作品の多くは、簡単に言うと「スパイ小説」なのだけれども、冷戦構造の只中にあった世界で、東西両陣営の諜報員たちの、「誰も何一つも信じられない」という異様なまでのパラノイアックな心理状況を描く物語だった。この異様さが、東西冷戦という政治状況とも、スパイという特殊な職業とも離れ、現代社会を生きる人々の、ひとつの業病ともいえる心理状況と酷似していたからこそ、ル・カレの小説は多くの人の支持を集めたのではないかと思う。何一つ信じられない世界に生き、次第に現実世界から乖離してゆく諜報員たちの心理は
2012/12/12 リンク