なぜシリコンバレーは復活し、ボストン・ルート128は沈んだか。 2011-03-05 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

「現代の二都物語」を読んだ。 米国東海岸ボストン近郊の、ルート128。そのまわりには、70年代ハイテク企業がひしめいていた。ボストンにはMITやハーバート大学がありハイテク産業に人材を供給していた。DECや、DG、ワングなどのミニコンピュータベンダーがそこにはあった。 そのベンダーがなぜ競争力を失って、シリコンバレーに破れるのか。地域としての優位性を保てなかったのか。それについて本書は書いている。 結論から言えば、一社で上から下まですべて作り上げる垂直統合型のビジネスモデル、それが東海岸ボストン・ルート128の企業の典型だった、それが自社の技術に固執するばかりに時代の変化に取り残されて、破れさっていくということである。 シリコンバレーでは、各社は自分の得意なところ以外は積極的に外部から調達する。コンピュータベンダーですら、CPUからなにから何まで外部に依存したりする。水平分業型のビジネスモ

[hyoshiok]

#hccjp 垂直統合の企業が沈んだ理由。孤立主義に未来はない。

[nippondanji]

味わい深い。

[nao_zitter]

good

[mukunokiy0725]

自分は旧態然な企業に勤務しているとおもっているけど、常に窓は外に開いていたいし、段々考え方が変わってきてる気がする。

[shimooka]

『地域の文化はリスクを奨励し、失敗を許容した』『イノベーションが非公式な会話から生まれるとしたら、日本各地で発生している勉強会こそが、新しい産業の息吹になるのではないか』

[kiyo_hiko]

「企業や業界に対するよりも、自分の仲間たちや、技術を進歩させるという目的に対して高い忠誠心を発達させた」…お仕着せよりも自発的な方がエナジーは高くなるんだろうな。コートを脱がすには暖かく照らすこと。

[wasai]

たしかに今の勉強会にはそういう雰囲気がある。

[shiumachi]

"18ヵ月で性能が２倍になるムーアの法則の時代に生きているコンピュータベンダーは自社の技術に固執しているとコストが高いだけではなく陳腐化した競争力のない製品を作りかねない"

[georgew]

競合同士でもエンジニアは自由に活発に議論をすることがシリコンバレーの優位性を担保している > 垂直統合囲い込みではスピードが上がった技術進歩に対して臨機応変に対応できない。

[gamic]

垂直統合とは似て非なるものだが、統一された世界観による調和のとれた世界は必須だと思う RT @sasakitoshinao 垂直統合は失敗を約束され、最後はオープンネットワークが勝つ。人材も、技術も

[komure0709]

なるほど:多くの人は見本市や技術的な会議、非公式な社会的な集まりを使って、自分の専門家ネットワークを維持拡大したのだった。

[hrmoon]

『各社は自分の得意なところ以外は積極的に外部から調達する。コンピュータベンダーですら、CPUからなにから何まで外部に依存したりする。』←大学でもそういう考え方が大事．Twitterはそのための基本インフラの一つ．

[sirocco634]

クローズドではなく、オープンであることは優位性をもたらす - RT: なぜシリコンバレーは復活し、ボストン・ルート128は沈んだか。

[gogatsu26]

じゃあ日本の企業群がまだ生き残ってるのは何故？

[LibrePDM]

オープンであることが地域の競争力に繋がる。日本の「勉強会」の隆盛は、日本という地域の底力アップに繋がると思うし、勉強会への参加を禁じるような内向きの企業はまもなく滅びゆくと思う。

[k-takahashi]

　DECとアップルの違い、とかいう本を書けば売れるかな。　『日本各地で発生している勉強会こそが、新しい産業の息吹になるのではないか。そんな予感がする』なってほしい。