「悪い均衡」としての失業 : 池田信夫 blog

2010年10月21日00:18 カテゴリ本テクニカル 「悪い均衡」としての失業 今年のスウェーデン銀行賞（通称ノーベル経済学賞）は、ピーター・ダイヤモンドなど3名のサーチ理論に与えられた。本書は彼の有名な論文を含む「ニューケインジアン」の論文集である。ダイヤモンドの理論については、私もコラムで少しふれたことがあるが、最近これに関連してちょっとした出来事があった。 週刊ダイヤモンド・オンラインで齊藤誠氏が、最近の経済状況を「長期均衡水準」にあるとのべたのに対して、飯田泰之氏がツイッターでこうコメントしたのだ：日本経済は長期均衡水準らしい……現状を非自発失業がない状態だと考えられる人はよほどにおめでたいと思う 実は、ちょうどこの前後に私が齊藤氏と私信でやりとりしたとき、彼が「ネット上で発言するとこういうコメントばかりで非生産的だ」と怒っていたので、私は@iida_yasuyuki 「まさか自

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今はリフレ派になってしまったけど昔ロバート・ルーカスも似たようなこと言ってたなぁ。ああ懐かしい・・・（遠い目）

[georgew]

古臭いケインズ的マクロ経済学で凝り固まってる人のための再学習教材となる論文集。

[TakamoriTarou]

相手の発言の頭に「すべて」と勝手につけて、01論に変換して批判すると言う手法。だれが「すべて」なんて言ってるんだろうか。一部経済学的には一般的な解釈なのかも知らんが、普通は勝手につけたりしないと思うが

[WATERMAN]

現状は均衡しているから均衡していると言っているに過ぎない。ケインズも失業率が高い状態で均衡してしまうから政府購入が必要だと言ったのだが。ローカルミニマムから脱出する為に金融・財政政策が必要なのだ。