キヤノンが「半導体露光装置」出荷台数で大健闘、その戦略が“クレバー”である理由 「装置の帝王」から転落したニコンとの違いとは？ | JBpress (ジェイビープレス)

工場で稼働しているキヤノンのKrF半導体露光装置「FPA-6300ES6a」（資料写真、キヤノンのニュースリリースより） （湯之上 隆：技術経営コンサルタント、微細加工研究所所長） 「装置の帝王」の転落劇 まだ日本半導体産業が競争力を持っていた1995年に、露光装置の出荷額シェアでニコンは48.9％、キヤノンは28.7％を占めており、合計すると日本は77.6％のシェアを独占していた。そして、この当時、露光装置でシェア1位だったニコンは、「装置の帝王」と呼ばれていた（図1）。 【本記事は多数の図版を掲載しています。配信先で図版が表示されていない場合はJBpressのサイト（https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/81810）にてご覧ください。】 ところが、1995年にシェア15.9％だったオランダのASMLが、その後、急速にシェアを向上させ、2002年にニ

[urtz]

クレバーっつうか、半導体全般に言える事だが、日本の半導体メーカー等は増大する設備研究開発投資についていけなかった「だけ」。業界の波がどんな時でもちゃんと利益と金が回り続ける仕組みを作れなかった

[kenchan3]

上手い戦略ではなく花形の最先端は作れず、古い技術はASMLも作らないからただの残存者利益。PPMでいう金のなる木だが、古い技術なので後追いがあるとすぐに崩壊する。

[ledsun]

キヤノンは、2015年頃から「ランチェスターの弱者の戦略」に切り替えていて、ある程度上手く行っているらしい。

[tinsep19]

今、堅くビジネスできているうちに次の手をうっているかが大事。追随を撃ち落としたり、トップから水平分業を御旗に事業引き取ろうとしたり、研究開発に投資したり

[nobodyplace]

“半導体の製造においては、いくら最先端であったとしても、EUVだけで作れるわけではなく、ArF液浸、ArFドライ、KrF、i線を万遍なく使う” あ、そうなんだ

[tanakamak]

ユーザからみれば、ハイ・ローミックス戦略で、キヤノンがローとしての選択肢になったということ。/ キヤノンはナノインプリントリソグラフィに注力しているので、そちらが主力になるかもね。

[timetrain]

一番利益の出るところに踏み出せてないわけで。湯之上さんにしてはなんとも歯切れが悪い記事だ

[tach]

クレバー？　ミゼラブルの間違いだよね？

[higgsino]

iPhoneにネジを納入して部品点数ベースでは一位でしたみたいな感じ？

[nisisinjuku]

最先端でないところで踏みとどまってる感。まぁ、半導体不足の多くが少し古い技術ってはなしだからなぁ。とは言え最先端を追わないとマズイことになりそうね。そして急に始まるRICOHの話ｗ（筆者さんカメラ好き？）

[nakag0711]

差別化できてないと利潤ゼロの完全自由競争させられるんじゃないの

[uotocs]

"キヤノンは、EUVやArFなどの先端には一切手を出さず、KrFとi線に注力する戦略をとっている。そして、この戦略は実に効果的である。"物はいいようだけど技術的に最先端走らないとジリ貧では…

[napsucks]

切ない慰撫記事

[ookitasaburou]

“「出荷台数シェア」を算出すると、まるで違った景色が見えてくる。以下で、詳細を論じたい。”

[odakaho]

“売上高シェアでは、ASMLにまったくかなわないキヤノンであるが、出荷台数では、ASMLの約半分近くのシェア” “EUVやArFなどの先端には一切手を出さず、KrFとi線に注力” “最先端を捨てたキヤノンの戦略は「クレバー」”

[TakamoriTarou]

利益率は低いだろうけども。

[nikoli]

でも i線なんでしょ？、と思ったらその通りだった…