アングル：ドル建て債務抱える新興国企業、米利上げで財務悪化も

１２月 １５日、ＦＲＢが利上げサイクルに入るとの見方が強まる中、ドル建て債務を抱え収入が自国通貨建ての新興国企業は苦戦を余儀なくされそうだ。写真はフィリピン・マニラのトレーディングルーム。２０１３年６月撮影（２０１５年 ロイター/Erik De Castro） ［ニューヨーク １５日 ロイター］ - 米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が利上げサイクルに入るとの見方が強まる中、ドル建て債務を抱えながらも収入は自国通貨建ての新興国企業は苦戦を余儀なくされそうだ。 新興国通貨の下落と米国の金利上昇、ドル高の組み合わせは、２０１６年に新興国企業が資産を売却したり、債務不履行（デフォルト）に陥る動きに結び付く「最悪の」条件を形成する可能性がある。 ダブルライン・キャピタルのリード・ポートフォリオ・マネジャー、ボニー・バハ氏は１１月にニューヨークで開かれた「ロイター・グローバル・インベストメント・アウトルック

[noranekoma]

そもそも外債で経済成長することの弊害だから自業自得。とはいえ新興国の人々にとっては死活問題。グローバリズムが世界に不幸をもたらす一つの側面。