知の探求者たち：対談／上 みんぱくと日文研 それぞれの使命 | 毎日新聞

日本を代表する研究機関、国際日本文化研究センター（日文研、京都市西京区）と国立民族学博物館（みんぱく、大阪府吹田市）が、それぞれ創立３０周年、開館４０周年の節目を迎えた。日本文化を多方面から考察してきた日文研の小松和彦所長と、文化人類学研究の中心地として歴史を重ねてきたみんぱくの吉田憲司館長が、これまでの歩みや今後の活動などについて語り合った。両機関の今を紹介する新企画「知の探求者たち」の第１弾として、２週にわたって紹介する。【司会は伊地知克介・毎日新聞大阪本社学芸部長、構成・須藤唯哉、写真・菅知美】

[egamiday2009]

「梅原初代所長は「アカデミーの最高の場所を、夢のような場所を作りたい」と話していた。「どんな規制も受けず、自分の創造力を膨らませて思ったことを何でもやる」