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同性カップル訴訟 原告側の請求棄却、扶養手当支給巡り 札幌地裁 | 毎日新聞
判決を受けて「不当判決」と書かれた紙を掲げる弁護士の隣で心情を語る原告の佐々木カヲルさん(中央)... 判決を受けて「不当判決」と書かれた紙を掲げる弁護士の隣で心情を語る原告の佐々木カヲルさん(中央)=札幌市中央区で2023年9月11日午後2時1分、貝塚太一撮影 婚姻に準ずる事実婚(内縁)カップルに支給される扶養手当を同性カップルに認めない北海道の制度は法の下の平等を定めた憲法14条に反するなどとして、元道職員が道と地方職員共済組合(本部・東京都)に約468万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、札幌地裁は11日、原告側の請求を棄却した。 原告弁護団によると、同性パートナーが被扶養者と認められるかが争われた初の訴訟だった。右田晃一裁判長は「(事実婚に)同性間の関係は含まれないと解するのが一般的な解釈だ」と述べ、憲法判断も示さなかった。原告側は控訴しない方針。 原告の佐々木カヲルさん(54)=札幌市=は、道職員だった2018年7月、パートナーの女性と同居を始めた。性的少数者のカップルを公的に認定す
2023/09/11 リンク