読む政治：首相、派閥解体に慎重姿勢 菅氏ら非主流派勢いづける可能性も | 毎日新聞

記者団の質問を聞きながら首相官邸に入る岸田文雄首相＝東京都千代田区で2023年12月11日午前8時56分、竹内幹撮影 政治資金パーティーを巡る問題は、自民党派閥で長年続いてきた悪弊を浮かび上がらせた。党の国会議員の多くが所属する派閥の取り扱いが今後、焦点となりそうだ。岸田文雄首相は近く、派閥改革に取り組むと表明する見込みだが、派閥の解体には慎重とみられる。 首相は裏金問題が安倍派を中心に急拡大したことを受けて、周辺に「今回の問題は派閥のパーティーのカネの問題だ。それは間違いなく対応しなければならない」と語っている。ただ、派閥自体を解体することについては、言葉を濁したという。 多くの議員にとって、議員活動は「派閥政治」と密接にかかわる。とりわけ…

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自民党愛より宏池会愛が強い岸田総理に派閥解消はムリ