「SL大樹」にバイオ燃料使用 SLでは国内初 東武鉄道など実験 | 毎日新聞

SL大樹のナンバープレートを通常のものから緑色のものに交換した＝栃木県日光市で2024年1月31日午前11時25分、面川美栄撮影 東武鉄道（東京都墨田区）と東武商事（同）は1月31日、栃木県日光市などで運行する蒸気機関車「SL大樹」とディーゼル機関車「DL大樹」の燃料の一部をバイオ燃料に置き換える実証実験を始めた。SLにバイオ燃料を使用するのは国内初で、二酸化炭素（CO2）排出量の大幅な削減を目指す。実証実験は約1年間行われる予定。 東武日光駅がある日光市内では昨夏から、グループ会社の東武バス日光（同）が、バス3台に混合燃料を使って実証実験をしている。使用しているのは、廃食油由来のバイオディーゼル燃料を軽油に5％混ぜた「B5燃料」。地産地消型のエネルギーサイクルの構築を目指しており、これをきっかけに、持続可能なSL運行を目指す東武鉄道も続いた。

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『植物由来の廃棄物で作る固形燃料「バイオコークス」に置き換えた』『熱量が小さく運行時には使用できない』釜を温める時には使えるらしい。