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読む政治:敗北は織り込み済みだが…自民補選全敗、首相いばらの道 | 毎日新聞
自民党党紀委員会の処分内容を受け、記者の質問に答える岸田文雄首相=首相官邸で2024年4月4日午後7時38... 自民党党紀委員会の処分内容を受け、記者の質問に答える岸田文雄首相=首相官邸で2024年4月4日午後7時38分、平田明浩撮影 28日投開票の衆院3補欠選挙で、自民党は唯一候補者を立てた島根1区でも敗れ「全敗」を喫した。 自民党執行部にとって派閥の政治資金パーティー裏金事件の「逆風」を受けた敗北は織り込み済み。事件の「主犯」は安倍派や、執行部と距離がある二階派だったとの思いもあり、岸田文雄首相(自民総裁)は続投する構えだ。ただ、反転攻勢は容易には見いだせない状況で、首相にとって「いばらの道」が続く。 首相は投開票に先立つ24日の参院予算委員会で、3補選の結果について「私への(有権者の)判断も含まれる」との見解を示した。岸田内閣の支持率は裏金事件の影響もあり低迷続きだ。補選全敗を機に「首相では次の総選挙は戦えない」との声が自民内で高まる可能性があり、中堅議員は「重要なのは頭(総裁)を代えることだ
2024/04/29 リンク