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証言・中東現代史:歴史的なオスロ合意 あの「握手」の舞台裏 | 毎日新聞
パレスチナ暫定自治で合意し、握手するイスラエルのラビン首相(左)とパレスチナ解放機構のアラファト... パレスチナ暫定自治で合意し、握手するイスラエルのラビン首相(左)とパレスチナ解放機構のアラファト議長(右)。中央はクリントン米大統領=米ワシントンで1993年9月13日、ロイター 田嶌徳弘(カイロ支局=1992~96年) イスラエルとパレスチナ解放機構(PLO)は1993年に入ると極秘の和平交渉を開始する。後に両者の協定が「オスロ合意」と呼ばれたのは、ノルウェーの仲介で交渉が主にオスロで行われたためである。 秘密交渉は各国の特派員も全く知らなかった。同年8月30日、イスラエルのラビン首相がPLOと占領地の暫定自治に関する合意が成立したと突如発表し、世界中がひっくり返ったのである。 混迷の度合いを深める中東情勢の源流を、毎日新聞の歴代特派員の証言で振り返ります。この記事は連載の第4回です。 過去の記事はこちらから。 そもそもイスラエル建国(48年)以来、PLOはイスラエルを国家として認めてい
2024/06/12 リンク