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「おれ、牧師になる」 塀の中で出会った一冊の本、人生を変える | 毎日新聞
一冊の本が、読んだ者の人生を変えることがある。 マナブ(49)はあの日、「絶望が希望に変わった」と言... 一冊の本が、読んだ者の人生を変えることがある。 マナブ(49)はあの日、「絶望が希望に変わった」と言う。 マナブこと遊佐学さんは18歳で覚醒剤に溺れ、暴力団にいたこともあります。今、49歳にして新たな道を歩み始めました。その姿を通して「やり直し」ができる社会を全5回の連載(連日5時30分公開)で描きます。 このほかのラインアップは次の通りです。 第1回 49歳、空き家を買う 第2回 シャブに溺れた20代 第3回 肩で風切る新宿のヤクザ 第5回 郷里にひらく「俺ん家」 2011年5月、青森県警に捕まった。2度目の逮捕だった。 覚醒剤を売った相手が先に捕まり、入手元として自分の名を挙げたらしい。 「あいつのせいか」 自分の罪を棚に上げ、怒りに震えた。 仙台の拘置所に入って間もない頃、時間を持て余したマナブは、十数冊ある備品の本の一冊に目を留めた。 読書はほとんどしないが、タイトルが気になった。
2024/08/07 リンク