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聴力は同じでも…高齢ほど言葉を聞き取れず 「隠れ難聴」の可能性 | 毎日新聞
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聴力は同じでも…高齢ほど言葉を聞き取れず 「隠れ難聴」の可能性 | 毎日新聞
聴力が同じでも、高齢者ほど言葉を聞き取る能力が低下していることが大規模なデータ解析でわかったと、... 聴力が同じでも、高齢者ほど言葉を聞き取る能力が低下していることが大規模なデータ解析でわかったと、東海大などの研究チームが21日発表した。音自体は聞こえていても、言語化する機能が衰えて起こる「隠れ難聴」の可能性が示唆される。 聴力検査には大きく2種類ある。一般的な検査(純音検査)は、音の高さと大きさを組み合わせ、聞こえたかどうかで軽度~重度の難聴を判定する。一方、医療機関などで行う語音検査は、言葉の聞き取りやすさを調べるもので、仮名を1文字ずつ聞かせて正答率を測る。 チームは国立病院機構東京医療センター(東京都)が2000~20年に集めた、両方の検査をした2760人の左右の耳のデータを解析した。 すると、純音検査で同程度の難聴とされても、語音検査は高齢になるほど正答率が下がっていた。語音検査の正答率をみると、軽度難聴では10~39歳の平均が92・2%だったのに対し、90~99歳では71・8%