電力を液体に変えて備蓄、南極昭和基地でも再生可能エネルギー

風力や太陽光などの再生可能エネルギーは、出力が変動しやすいという欠点がある。南極ではこの問題が日本国内以上に深刻だ。日立製作所が開発したシステムは、風力発電を使って水素を生成し、これを別の物質と化合させて液体として蓄えることで長期的な出力変動の課題を解決した。 先進国や発展途上国、産油国など、国や地域を問わず再生可能エネルギーが注目を集めている。石油への依存度を下げる他、エネルギーコストの引き下げやCO2（二酸化炭素）排出量の削減などさまざまな目的がある。 南極でも再生可能エネルギーが注目を集めている。どのような理由だろうか。 南極の昭和基地は外部から電力の供給を受けておらず、ディーゼル発電機を利用している。発電機用の燃料は全て南極観測船「しらせ」で輸送している。ところが、しらせの輸送量に占める燃料の割合は約5割に達しており、今後の観測規模拡大には対応できないという。そこで燃料を輸送する必

[tsugo-tsugo]

おっちゃんそれスマグリちゃう、ただの再生可能エネルギーや

[elm200]

再生可能エネルギーを液体燃料の形で保存する試みとして興味深い。これはコストは度外視なんだろうけど、再エネのコストが下がれば化石燃料と競争できるようになるだろう。

[kiyo_hiko]

興味深い。エネルギーを物質に変えて保管するという発想からは、ATP的な思想を感じる。

[shuu-ryouzen]

電力を液体に変えるというと派手だが、要は電力で水から水素を作り、その水素をトルエンに反応させてジェット燃料として知られる液体のＭＣＨを作る、ということ。

[ka_ko_com]

電力貯蔵、水素でなく更に燃料に変換して貯蔵する仕組みか。 …… 電力を液体に変えて備蓄、南極昭和基地でも再生可能エネルギー

[takaryohei120]

おもしれ～

[sabotem]

「電力を液体燃料に変換して蓄積、電力で水素を製造し、さらにジェット燃料の一種である液体のC6H14（MCH）の形で蓄えるところに特長がある。ガソリンなどと同一のインフラで安全に扱うことができる。」

[zyugem]

しかし隔絶した極地でエネルギーという文字通りの命綱を新技術に預けるのはちょっと怖い。

[fukumimi2002]

日立のシステムは風力発電機を使う。電力で水素を製造、ジェット燃料の一種である液体のC6H14（メチルシクロヘキサン、MCH）の形で蓄える。MCHの形で蓄えればガソリンなどと同一のインフラで安全に扱うことができる。