今季のCL＝「人を楽しませるサッカー」の勝利？走って“美しかった”PSGと、時代遅れの走らないレアル・マドリー【徹底分析】（GOAL） - Yahoo!ニュース

パリ・サンジェルマン悲願の初優勝で幕を閉じた今季のチャンピオンズリーグ。欧州最高峰の舞台で見えたサッカー界におけるトレンドと未来へ持つ意味をスペイン『as』副編集長が紐解く。 バロンドール最有力はCL制覇のPSG勢に？ 文＝ハビ・シジェス／スペイン紙『as』副編集長 翻訳＝江間慎一郎 フットボールの勝利ミュンヘンで行われたチャンピオンズリーグ決勝（CL）は、多くのフットボールファンを喜ばせるものとなった。 パリ・サンジェルマン（PSG）は、復活を遂げたバルセロナと並んで、間違いなく今季最高のチームだった。フットボールのここ最近の潮流は、このスポーツを「つまらなくする」方向に進んでいたように思えたが、彼らのプレーはそんな塞いだ雰囲気の突破口となった。勝利したのはPSGであり、フットボールだったのだ。 ルイス・エンリケは、どんな逆境にあっても絶対にアイデンティティーを失わないチームをつくり上げ