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酒井順子『消費される階級』を上野千鶴子さんが読む(レビュー)(Book Bang) - Yahoo!ニュース
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酒井順子『消費される階級』を上野千鶴子さんが読む(レビュー)(Book Bang) - Yahoo!ニュース
酒井順子さんは時代の転機を読み取るアンテナが鋭い。 子どもが生まれないことを社会が問題化しつつある... 酒井順子さんは時代の転機を読み取るアンテナが鋭い。 子どもが生まれないことを社会が問題化しつつあるときに、『少子』を書いて、女には子どもを産まない理由がある、と喝破した。 非婚おひとりさまが増えつつあるときに、『負け犬の遠吠え』を書いて、負け犬・勝ち犬論争ブームを起こした。 両親亡き後、兄ひとり妹ひとりの酒井家が、たったひとりの姪を残して跡が絶えることを『家族終了』と呼んだ。いずれも多くの読者が「あるある」感を抱いて、共感を呼んだ。 酒井さんは辛辣な社会観察者だが、同時に変化をありのままに受け容れて、しれっと肯定するしたたかさも持っている。 『負け犬の遠吠え』に「負け感」はみじんもなかったし、『少子』の理由は、「痛いから」というあっけにとられるものだった。『家族終了』にも悲愴感はない。 酒井さんは『百年の女『婦人公論』が見た大正、昭和、平成』を書いたあたりから、歴史に傾いてきたように思う。