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学習塾講師のブラックな実態――授業料は高くても低賃金。講師が営業まで兼務する… | 日刊SPA!
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学習塾講師のブラックな実態――授業料は高くても低賃金。講師が営業まで兼務する… | 日刊SPA!
飲食店員は涙を流し、運送業界は悲鳴をあげる……昨今、人手不足や薄給による労働問題は枚挙にいとまがな... 飲食店員は涙を流し、運送業界は悲鳴をあげる……昨今、人手不足や薄給による労働問題は枚挙にいとまがない。しかし、待遇は安定、人員も潤沢な業界からも「ウチもブラックだ」と怨嗟の声が聞こえているのだ…… 小学生の46%、中学生の61%(ともに文科省’16年調べ)、高校生の27%(ベネッセ教育総合研究所’15年調べ)が学習塾や予備校に通うご時世である。「第2の学校」の市場規模は少子化の波をかき分けて毎年微増を続けており、1兆円に迫る勢いだ。教育関連支出を惜しまない親心に支えられた、手堅いビジネス環境と言えるだろう。 ところが、学校の教師とともにわが国の教育を担う学習塾講師の状況は過酷だ。大手学習塾講師の並木創一さん(仮名)は、25歳から1年ごとに有期雇用契約を更新してきたベテランだが、勤続四半世紀の節目、51歳を機に雇い止めを通告された。 「子供や親とのジェネレーションギャップが生じるからだと会社