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距離について、あるいは艶なラスト・ノート――棚町薫論|Désir
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番つがいのナンフよ、さらば。お前のなった幻を、俺は見に行く。 ステファヌ・マラルメ「半獣神の午後」... 番つがいのナンフよ、さらば。お前のなった幻を、俺は見に行く。 ステファヌ・マラルメ「半獣神の午後」 イントロダクション:キスのやめ方 昨日だったか一昨日だったか、2025年の東京に雪が降った。東京に雪が降ること自体は珍しいことでもなんでもない。それは例えば親しかった友人が突然亡くなることであるとか、贔屓の野球チームがリーグ優勝を決めることぐらいどうということでもないのである。帝都が雪で包まれることと友人の急逝や好きなスポーツチームの勝敗の是非が論理値として同値であることは、恐らくこの世界の不条理であるに違いない。英語でもフランス語でも、雪が降ることは非人称で表される(it snows, il neige)。そのことが同じく非人称で表される天候についての晴れとか雨とかいう言明よりもどこか神妙な響きを持つことの神妙さそれ自体の根拠を、我々はどうやら思い出せないほど遠くに置いてきてしまったようで