「差別語」の言い換えはイタチごっこではなく赤の女王と考えるべき

忙しくて長いの書く時間がないので没ネタ発掘計画その一。 差別のマッチポンプ | LUNATIC PROPHET そんなふうに考えていた時期が私にもあった。つまり、 「差別語」の言い換えなどというのは、事なかれ主義によって無駄なコストを増やしているだけであり、差別の解消には全く繋がらない。事なかれ主義からではなく真に差別に反対する心ある人ならば、できる限りそのような言い換えには反対すべきだ。 と思っていた時期が確かにあった。 だが、後になって私の中ではこの考え方はかなり修正され、事実上否定されている。 確かに差別語問題は、無駄で無意味なイタチごっこのエピソードに充ち満ちているように見える。 いや、見えるだけでなく、実際に無駄で無意味なイタチごっこ以外のなにものでもないとしか思えない。言い換え・書き換えには実際に大きなコストがかかっているように思われる。 単に手間暇がかかるだけではなく、過去の

[k-takahashi]

『「差別語」の批判や言い換えのような地味で無意味に思える活動も常に続けられなければならず、それをしなければ今以上に悪くなる』『イタチごっこというよりは、赤の女王』　過剰規制問題はこれとは分けたい

[sillyfish]

「呼称が適切かどうか」に議論が終始するのは不毛だけど、名づけによる問題化や、カテゴリの境界の引き直しの可能性は無視できない/そもそも、何と呼んでも一緒なら、わざわざ嫌がる名で呼ぶ必要はないわけで

[shat]

結構納得。言葉も一種の生態系を作っているという視点。進化速度が速すぎるとも思うけど。

[anigoka]

そうかぁ？

[Domino-R]

完全にその通りだが、言い換えが問題視されるのは、言い換えにより差別が無化/軽減され得ると考えてしまう人が出ることへの危機感。無論そんな人がいる訳がないので、実はこの危機感こそためにする危機感だが。

[chromoni]

んー、なるほどなー/私はBad apple もしくは腐った蜜柑を取り除きつつ、本来の意味を別の器に移し替える作業のイメージだった。再び腐ることは回避できない。姑息的。/ただ認知症の場合は学術分野だったからなぁ。

[toratorarabiluna273momomtan]

赤の女王。鏡の国のアリス。

[sisya]

飽きや目新しさから変わっていく言葉も、一部のヒステリーによって急に変えられる言葉も変わるという点では同じという事かな…ただ、急に変えられる方が確実にコストを強いているので、印象はすこぶる悪い

[s-tomo]

赤の女王とか知らなかったのでイタチごっこになるのは仕方ないかなと。

[mobanama]

あとでもう一度考える…つもり。