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日産ついに撤退か、車載電池で再編の号砲
電池市場に激震が走った。 8月5日、日産自動車が車載用電池事業から撤退する方針であることが、一部メデ... 電池市場に激震が走った。 8月5日、日産自動車が車載用電池事業から撤退する方針であることが、一部メディアで報じられた。7月28日にはソニーが電池事業の譲渡に向けて、村田製作所と交渉中と発表したばかりだ。”日の丸電池”再編の動きが活発化している。 日産は撤退報道に関し、「憶測に対してコメントはしない」とするのみで、否定も肯定もしなかった。ただ、三菱自動車の日産傘下入りや電気自動車(EV)「リーフ」の次期モデルの発売にあたり、電池調達先の合理化を検討する中、今回の話が浮上してきたものとみられる。 売却の対象となる子会社のオートモーティブエナジーサプライ(AESC)は、日産が51%、NECグループが49%を出資する合弁会社。リーフ向けのリチウムイオン電池はAESCが製造している。 EVのコストの半分が電池代? もっとも、日産が車載電池事業を切り離す背景には、その製造コストが高すぎるという事情があ