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東京エレクトロン、後継者の実力は本物か
「その質問は、私の方から答えさせていただきます」――。 10月27日に開かれた、半導体製造装置世界3位、... 「その質問は、私の方から答えさせていただきます」――。 10月27日に開かれた、半導体製造装置世界3位、東京エレクトロンの4~9月期決算説明会。アナリストの質疑応答が始まると、真っ先に口を開いたのは東哲郎社長ではなく、河合利樹副社長だった。河合氏は今年の6月、副社長兼最高執行責任者(COO)に就任。東社長自身、河合氏が「有力な後継者候補の一人」であると明言している。 後継者候補は、あまり知られていない? 東京エレクトロンはこれまで、東社長の後継者問題に頭を悩ませてきた。東社長が初めてトップに就任したのは1996年。7年間社長を務めたのち、会長職に退いたが、竹中博司前社長が体調不良を訴えて退任を申し出たことから、13年4月に再び社長に舞い戻っている。 1時間以上にわたった今回の決算説明会で、東社長が口を開いたのは冒頭のあいさつを除き一度だけ。ほとんどの質問に河合氏が答えた。 河合氏はこれまで
2015/10/29 リンク