ナゴルノカラバフ紛争再燃 緩む国際秩序にほくそ笑むロシア

旧ソ連のアルメニアとアゼルバイジャンで、凍結状態にあったナゴルノカラバフ紛争が再燃した。武力による現状変更が半ば追認される現状は、冷戦後の国際秩序の変化を示している。 本稿について、小泉悠氏（東京大学先端科学技術研究センター特任助教）による解説「ナゴルノカラバフ紛争で際立つ、きな臭いロシアの〝同盟観〟」はこちら。 新型コロナウイルスの第2波の到来と米大統領選の最中、突然勃発した「第二次ナゴルノカラバフ戦争」。1カ月半ほど続いた戦闘は2020年11月10日のモスクワ時間午前0時に停戦合意が発効したが、両者の対立はむしろ激しさを増す一方だ。 対話での解決の目途を立てられず、30年間近く「凍結状態」にあったこの国際紛争は、なぜ今になって再燃したのか。同盟国の敗北を意味する停戦合意の締結を促したロシアの思惑は何だったのか。そして、遠く離れた日本にとって、この戦争は全く関係のない「対岸の火事」なのか

[minamihiroharu]

「安全保障において自らより強い同盟国に頼らざるを得ない日本にとっても、看過できない問題である」　つまり尖閣での軍事紛争が中共の大勝利に終わり、米国は停戦合意しか協力してくれなかった、みたいな未来だな

[rti7743]

現代において国同士の武力による領土問題の解決は、どんな場合でも国際的に非難するべきだと思うよ。もうそんな時代じゃない。コロナとアメリカ大統領選のどさくさに紛れた卑怯な戦争だったと思う。

[u-chan]

単純な話で、人口が少なく際だった産業もないアルメニアとロシアの友好国に石油を供給してるアゼルバイジャンを比べたら、どっちの肩持つかは自明。超大国が同盟国（または政権）を見捨てるのは珍しいことでない。

[hamamuratakuo]

ロシアの下劣な品性が表れた事件。ロシアは日本に北方領土を返還すべき。終戦直前に日ソ中立条約を破り、日本に戦争を仕掛けて占領。シベリア抑留で日本人を大量虐殺。「プーチン 影武者」で検索→嘘はロシアの伝統

[tomoya_edw]

世界の警察をやめたアメリカに助けてくれるのを期待していいのか。国防は自立して同盟国との2馬力で打開を目指したい。勿論振るわない方がいいが、備えは無いと、いつもう一歩踏み込まれるかわからないのだから。

[daybeforeyesterday]

うーむ

[augsUK]

「武力による現状変更が半ば追認される現状」武力侵攻による領土線変更が戻されないのは、他の諸紛争に大きな影響を与えそう。クリミア併合からすでにそうだったかもしれんが

[blueboy]

　もともとアルメニア人がアゼルバイジャンの土地を奪ったのだから、元の状態に戻っただけだとも言える。武力で現状変更したのは、元はと言えば、アルメニア人の側だ。アゼルバイジャンは弱かったので屈服していた。

[hwapyung]

>旧ソ連圏や中東の紛争に必ず一枚噛もうとするロシアの狙いは、それらの紛争の行方に関する一切の取り決めに対して「拒否権」を得ること　>周辺国に対するロシアの戦略を最も的確に表す言葉は、「フィンランド化」

[tarodja3]

　...世界はアメリカ一強から多極化へ..日本も自主独立と各極地域への対応戦略が問われる..アメリカとの摩擦にも要注意、、、、