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ロシア海軍の新砕氷船が進水、北極圏への軍事的関心が背景
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ロシア・サンクトペテルブルクで行われた同国海軍の砕氷船イリヤ・ムロメツ号の進水式(2016年6月10日撮... ロシア・サンクトペテルブルクで行われた同国海軍の砕氷船イリヤ・ムロメツ号の進水式(2016年6月10日撮影)。(c)AFP/OLGA MALTSEVA 【6月11日 AFP】ロシア第2の都市で、バルト海(Baltic Sea)に展開するロシア軍の艦隊が本拠とするサンクトペテルブルク(St. Petersburg)で10日、約45年ぶりの導入となる軍用の砕氷船が進水した。同国が北極圏に対する軍事的関心を強めていることの新たなしるしとみられる。 サンクトペテルブルクの海軍造船所で建造されたイリヤ・ムロメツ(Ilya Muromets)号は、ロシア国防省が近年発注した一連の砕氷船の1隻目にあたる。ロシア海軍の技術部門を率いるイゴール・ズバリッチ(Igor Zvarich)提督は進水式で、イリヤ・ムロメツ号は2017年から北方艦隊に合流すると述べた。 イリヤ・ムロメツ号は全長85メートル、載貨重量