台風14号影響で宇陀の県道に倒木 自主避難や電車運休も｜奈良新聞デジタル

大型の台風14号の接近に伴い、19日は奈良県内でも道路や交通機関などに影響が出た。 宇陀市室生大野では国道165号と近鉄室生口大野駅を結ぶ県道で山側の木が倒れて幅約6メートルの道路をふさいだ。けが人はなかった。 倒木は太さ約1メートルで、県宇陀土木事務所によると、雨による地盤の緩みや風が原因とみられる。同日午前6時50分ごろ通報があり、約500メートルを全面通行止めとしたが、撤去作業が完了した午後0時半に解除した。 奈良市は午後1時に災害対策本部(本部長=仲川元庸市長)を設置、8カ所に避難所を開設し、指定のホテルでも避難者の受け入れを決めた。また、五條市と御杖村で計2世帯4人が体育施設などに自主避難した。 交通機関ではJR西日本が19日昼ごろから大和路線(加茂駅―JR難波駅)、万葉まほろば線(奈良駅―高田駅)、和歌山線(王寺駅―五条駅)の各線で順次運転本数を減らし、夕方から終日運転を取りや