ジカ熱報道の「数字」を疑え

撃退せよ 今のところはウイルスを媒介する蚊の退治が唯一の対処法 Dado Galdieri-Bloomberg/GETTY IMAGES ジカ熱が流行するブラジル北東部で、脳が未発達のまま生まれる小頭症の新生児の急増が伝えられている。メディアはこぞって、ジカウイルスと小頭症の間に恐ろしい関連性がありそうだと報道。しかし政府当局者やメディアが示す数字、彼らが使う用語を注意深く見ると、大騒ぎすべきではないことが分かってくる。 先月末に発行された科学誌ネイチャーに、中南米の出生異常を監視している医療団体の報告書の抜粋が掲載された。報告書は、小頭症の新生児の急増は「おそらく積極的な検査と過剰な診断によるものだ」と結論づけた。さらにメディアがこの問題に強い関心を持ったことで「過剰診断」があおられたとし、これまでに収集されたデータだけでは、ジカ熱と小頭症のいかなる関連性も断定できないと指摘した。 この

[mmsuzuki]

“科学誌ネイチャーに、中南米の出生異常を監視している医療団体の報告書の抜粋が掲載された。報告書は、小頭症の新生児の急増は「おそらく積極的な検査と過剰な診断によるものだ」と結論づけた。”

[daybeforeyesterday]

うーむ

[ko_chan]

どんな疾患だって調べるまでは「疑い例」でしかないからね。でもBSEの時がそうだったと思うけど、頭＝脳の疾患は他の部位より恐怖が数倍増で、パニック度合いもその分でかい気がする。

[Uzi_FZ]

ジカ熱による小頭症についても、過剰診断の指摘があるようです。報道を見ていても、悲しむ母親の映像ばかりでイメージが先行している印象を受けます。