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東日本大震災の瓦礫に乗って、外来種がやって来た
<東日本大震災の津波の漂着物と共に、米西海岸に到着した生物が生態系を脅かす恐れも> 2011年3月11日... <東日本大震災の津波の漂着物と共に、米西海岸に到着した生物が生態系を脅かす恐れも> 2011年3月11日、日本の東北地方の太平洋沿岸で、ムラサキイガイ(ムール貝)はいつもと変わらない朝を迎えた。 午後2時46分、大地が6分間にわたり激しく揺れた。続いて巨大な津波が発生。3階建ての建物をのみ込み、波止場にしがみついていた無数のムラサキイガイを引き剝がした。 東日本大震災の津波が残した膨大な瓦礫は、片付けるだけで4年近くかかった。ただし、全てが日本にとどまっていたわけではない。この6年間で大量の瓦礫がハワイや北米大陸西岸に流れ着いている。その漂流の物語から、自然災害が世界を変えている現実が垣間見える。 9月29日付でサイエンス誌に掲載された論文によると、日本から米西岸に漂着したとみられる瓦礫の一部を調べたところ、日本の海洋生物が300種近く付着していた。 米ウィリアムズ大学の海洋生物学者で論文
2017/11/22 リンク