「心の専門家」に、ピエール瀧氏を「分析」させるメディアの罪

＜ピエール瀧氏をめぐる報道では、臨床心理士がわずか2分の映像をもとに瀧氏の「深層心理」を読み解くものまで登場した。一方、アメリカでは精神科医によるこうした行為の是非について活発な議論がなされてきた。「ゴールドウォーター・ルール」から日本が学ぶべき視点＞ 精神科医やカウンセラーがメディア上で、会ったことのない著名人について「診断」することはどこまで許されるべきだろうか。その行為は、倫理に反するのか？ ここ数年のアメリカでは、トランプ米大統領の支離滅裂な言動について精神科医がメディアでコメントすることをめぐり、激しい論争が起きている。 この論争には、歴史がある。鍵となるのは、アメリカ精神医学会（APA; American Psychiatric Association）が設けている「ゴールドウォーター・ルール（Goldwater rule）」と呼ばれる規定だ。そこには、「（メディアに対する一般

[myogab]

社会の心理的動揺を手っ取り早く安心させるため、例えば神格化されていた頃の警察は、冤罪逮捕と自白強要で事件を「解決」する事を正しいと考えていたろう。その共犯として、メディアは特定刑事の勘を持て囃してた。

[Nean]

《コメンテーターの仕事は、社会を『わかったつもり』にさせて、出来事を整理済の棚の中に放り込むことにすぎない。……お金がないので仕事を選ぶことができない。テレビコメントの依頼が来たら、断らない》

[wkatu]

『あくまでお金のために、社会とメディアの求めに応じて、「わかったつもり」にさせるための「もっともらしい」コメントを行なっている――。そのことを隠さない点で、矢幡氏はある意味「誠実」なのかもしれない』

[sarutoru]

>「精神科医のための注釈を付した医療倫理綱領」（The Principles of Medical Ethics With Annotations Especially Applicable to Psychiatry）の第7条 に、先のゴールドウォーター・ルールを設けることとなった

[urashimasan]

“時代は、出来事を何でもかんでも『心理的な出来事』として位置付けることを求めている。コメンテーターの仕事は、社会を『わかったつもり』にさせて、出来事を整理済の棚の中に放り込むことにすぎない。”

[paravola]

（「国営心理士」には国営麻薬取締りの犯罪ノルマを助けるインセンティブがあるのでは）あえて、公に専門知の権威を借りて、「無反省」を指弾する意義はどのようなものなのだろうか。しかも、非常に薄い根拠をもって

[cybo]

特にワイドショーはどの局も酷い印象. 番組フォーマットの構造的な問題にも見える. とはいえ規制はありえない訳で, 一貫して声を挙げ続けることで漸進的にマジョリティの意見を変えていく, みたいな正攻法しかなさげ.

[ichbin]

専門家の知識や経験を、世間の欲望が搾取する場を作るのが、マスメディアの仕事の一部となってしまってる。

[and_hyphen]

ああいう場面で語る臨床心理士は何を思ってんのかなと思っていたが、すごど直球でなるほどと思ってしまった。マスコミもそうだし視聴者も心理学の基礎だけでも知っとけばなあ...

[mEGGrim]

「まあ、もちろん大筋駄目な話ですよね」という歴史解説とか興味深いのだが、ミヤネ屋に出演した臨床心理士のブログの「こんなテレビのコメントとか無価値だけど金目的でやります」という主旨のコメントがすごい