ロシア「帝国」の幻影復活 相克のウクライナ近現代史 - 日本経済新聞

ロシアに侵攻されたウクライナの歴史に目をこらせば、強大なロシア「帝国」の復活を目指すプーチン大統領の宿願と、大国が衝突する境界地帯という姿が見えてくる。近現代ロシア史が専門の池田嘉郎・東京大准教授に聞いた。=文末に用語解説とブックガイドを掲載しています。宰相ストルイピンの強権手法なぞるかつてロシア帝国では20世紀に入るまで、ロシア人、ウクライナ人、ベラルーシ人をはっきり区別していなかった。ウ

[You-me]

「ここでひとつ気をつけなければいけないことがある。現実政治の舞台でウクライナにおける東西の差異をあまりに強調しすぎると、ロシアの介入の理由としてプーチン氏が持ち出す論理の正当化につながりかねない」

[estragon]

「首都キエフがあり国民の多くが住む中部地域はウクライナ語とロシア語のバイリンガルの世界だ。東西をことさら分断するのではなく多様なウクライナをゆるやかにまとめていこうとする努力も歴史の中には脈々と息づい

[n_y_a_n_t_a]

ロシア近現代史の専門家とはいえ部外者でしかない日本人からの見立てと、当事者であるロシア・ウクライナ人からの見え方が同じかどうか分からんが。本解説を受け入れると「また始まった」領土紛争の一つでしかない

[gogatsu26]

“宰相ストルイピンの強権手法なぞる”

[tackman]

「破砕帯」、ターチンしぐさでは帝国揺藍の地って書いてあるなあ

[yajifun]

池田嘉郎・東京大准教授

[u-chan]

旧ユーゴ紛争の時もそうだったけど、国家と民族は必ずしも一致せず、アイデンティティとしての国民国家の幻想は実に曖昧。同じ民族でも国家観・民族観はバラバラだし、同一人物でも時期によって変わったりもする。

[Y_Mokko]

"「まさに身を切られるような思いを30年もガマンしてきた。なのに、だれも我々の言うことを聞いてくれない」。ウクライナを巡るプーチン氏らの思いは一方的な被害者意識と言っていいが、本人たちは本気だ。"

[misomico]

DV夫のようだ

[tweakk]

“西ウクライナの住民はドイツ系、ハンガリー系などと共存するハ帝国の中で早くから「ウクライナ人」としての民族意識を醸成””東スラブ系のロシア人・ベラルーシ人との民族的区別があいまいだった東ウクライナ”

[mame-tanuki]

安倍ちゃん、ウラジミールの見る未来ってコレだよ。〉「ソ連「帝国」が戦い取った土地を手放すことは、彼にとって譲ることの難しい一線を越えることになる。日本との関係でいえば、北方領土がそれ」

[babi1234567890]

「現実政治の舞台でウクライナにおける東西の差異をあまりに強調しすぎると、ロシアの介入の理由としてプーチン氏が持ち出す論理の正当化につながりかねない」

[maturi]

　ストルイピン

[mmsuzuki]

歴史的記憶に根ざした情念が、彼らを駆り立てている／帝政時代からソ連時代に至る大国ロシアの伝統をつくり直せるのは我々だけだという自負が、今回の侵攻を決断した背景にある

[perousagi]

貴重な示唆を得た感、ただ、これからの時代、必要なのはナショナリズムや民族主義より、コスモポリタニズムなのかもしれないなどと、呑気に考える。