【元朝日新聞・植村隆氏インタビュー詳報（９）】「捏造記者というと名誉棄損になると訴えたかった」（1/4ページ）

朝日新聞で初期の慰安婦報道に関わった植村隆元記者（北星学園大非常勤講師）の産経新聞インタビューの第９回詳報は次の通り。聞き手は本紙の阿比留瑠比・政治部編集委員と原川貴郎・外信部記者。 「米国で１８７人の歴史研究家の声明がありましたよね」原川「強制的に慰安婦にさせられた、その人たちが２０万人にものぼるという誤解がその世界に広がっていますけれども。こうした誤解について植村さんは慰安婦問題に取り組まれた方としてどのようにお考えなんですか」 植村「僕は何人いたとかいう話をいろんな人に聞かれたことがあるんですが。ちょっと聞きたいんですが、原川さん、慰安婦問題って何人が正しいんですかね」 原川「まあ、実態は定かではないんですよね」 植村「それ、それ、聞きたいのよ僕」 原川「しかし、まあ、日本人慰安婦の数が外国人慰安婦より多いのは確かなんだろうと思います」 植村「あの～、僕はこれを言うと水掛け論になるか

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植村「僕は何人いたという話をいろんな人に聞かれたことがあるんですが慰安婦って何人が正しいんですか」原川「実態は定かではないですね」／じゃあ今後産経は「20万はあり得ない」て言うなよ。おじさんとの約束な。

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20万誤認説という誤認を突きつけ、即、論理の穴を突き返される完膚なき優劣。「判らん」は学説じゃないんだからソレで学説に対抗する発想から論理否定。そして産経らが個人攻撃に走った直接の結果も突きつけられる。

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産経は従軍慰安婦の時だけは秦御大の主張を全面肯定して、南京大虐殺の話になると彼の推計数さえ無視してなかった説を載せるというのはわざわざ読者に「誤解」を与えたいのですかねえ

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数を問題にすることの不毛さと、デマばらまかれて家族やその友人まで脅迫される社会の異常さをこんこんと教え諭される産経両記者。