川内再稼働を評価 原子力国民会議九州集会に４００人

原子力の有効活用を求めて、九州の経済界や有識者らでつくる「原子力国民会議」が２６日、ホテルニューオータニ博多（福岡市中央区）で九州集会を開催し、約４００人が参加した。九州電力川内原発１号機（鹿児島県薩摩川内市）の再稼働を評価するとともに、基幹電源として原子力発電の重要性を改めて確認した。（九州総局 村上智博） ◇ 国民会議は昨年５月に「原子力を国民の手に取り戻す」をスローガンに発足した。集会の冒頭、同会議副代表理事の清水昭比古（あきひこ）九州大名誉教授は「川内原発が４年半の空白の時を超えて再稼働した。その間、停電もなく、関係者の苦労は並大抵ではなかった」と電力の安定供給に尽力した九電社員らを称えた。 鬼木誠自民党衆院議員も「良質で低廉な電力を豊富に供給するのは、すべて国民のためだ。九州の経済界がよくなる上でも原発再稼働は大事だ」とあいさつした。 集会は「福島の真実とこれから」がテーマ。東日