自衛隊と愛媛県警、テロ対策強化で共同実動訓練

テロや武装工作員などによる不法行為に対処する陸上自衛隊第１４特科隊（松山市）と愛媛県警の共同実動訓練が１５日、陸自小野訓練場、同演習場と周辺の道路で行われた。 訓練には陸自隊員約３０人と警察官約４０人が参加。小野訓練場から白バイを先頭に警察車両２台と自衛隊車両５台が県道３３４号を東に約２・３キロ緊急通行した。 共同訓練は平成１８年から行われている。訓練開始式で県警本部の久保田正幸警備課長は「朝鮮半島情勢は予断を許さず、わが国を取り巻く国際情勢は非常に厳しい。テロの標的となりえる国際会議やイベントも相次ぎ、これまで以上にテロ対策の強化が必要」と訓示した。