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館山ジビエセンターが試み 獣害と竹害を同時解決へ イノシシ内臓 竹チップが分解 肥料に:東京新聞 TOKYO Web
千葉県館山市のジビエ加工処理施設「館山ジビエセンター」(同市西長田)は、イノシシの解体残しのうち... 千葉県館山市のジビエ加工処理施設「館山ジビエセンター」(同市西長田)は、イノシシの解体残しのうち内臓を資源循環するため、竹チップコンポストを導入した。全国的な課題となっている竹害の解決に導入される事例は多い一方、ジビエ加工処理施設で用いられるのは珍しいという。 竹チップコンポストは、竹チップの中に含まれる酵母や乳酸菌を利用して生ごみを分解する。今回は農産物直売所「ふれあい神余(かなまり)の里」(同市神余)で働くスタッフが手作りした。 同センターでは、市内で捕獲されたイノシシなどの有害鳥獣をジビエ(野生肉)として販売。骨や毛皮、内臓でも舌から肝臓までは売っているが、胃から直腸までの部分は衛生面に不安があり、ほぼ廃棄している。これらを竹チップと微生物の力で、栄養価に富んだ肥料に転生させる試みだ。
2022/06/16 リンク