東京新聞:その表現、性別縛ってる 高校生がメディア調査:社会(TOKYO Web)

東京都内の高校生が、テレビＣＭやニュース番組で性別による役割固定や扱われ方に差がある実態を調べた。視聴者が無意識にこうしたイメージを受け止めないよう、メディアに接する際のガイドラインを同世代に向けて作成した。（奥野斐） 調査したのは、お茶の水女子大付属高校（東京都文京区）の二年生五人。昨春からジェンダーに関する授業を受け、世界経済フォーラムが各国の男女平等度をまとめた「ジェンダー・ギャップ指数」（二〇一七年）で日本は百四十四カ国中、百十四位と知った。一八年は百十位。 五人は昨年放映された洗剤のＣＭ二十四本を調査。洗濯しているのは女性十七人、男性四人で、設定が家族のＣＭ十本ではすべて母親役が洗濯していた。柳沢なつみさん（１７）は「家事は女性、との風潮をつくっている」と指摘する。

[sand_land]

共働き男性はもちろん一人暮らしの男性も当然使うであろうハンドソープ等の日用品に「ママと子供」しか描かれてないとか違和感あったなぁ。家計を握るのは主婦(＝主婦に訴求せねば)の風潮も段々変わると思うんだが。

[aquatofana]

これ、おそらく消費財補給という「見えない家事」を担っているのがほぼ女性という実状を、悪い意味で反映してるよね。(家電で男性が使うケースがあるのは、機械は男性も購入に関わる可能性か)。意識して変えなきゃ。

[nowa_s]

個々に表現してるつもりでも、時代の固定観念からは逃れにくいし、固定観念の再生産としても機能する。

[hanyan0401]

表現の「改善」を前提とするクリエイター向けのガイドラインではなく、あくまで受容者向けとして策定したのであれば、とかく抗議を通じて表現内容へ介入したがる手合いよりは、ずっと「タチが良い」と思います。

[narwhal]

「昨年放映された洗剤のＣＭ二十四本を調査。洗濯しているのは女性十七人、男性四人で、設定が家族のＣＭ十本ではすべて母親役が洗濯」24本中21本でヒトが洗濯していたと。種を縛ってるな。機械や犬や猫が洗濯するCMを