九州電力 玄海原発２号機の廃炉を決定 | NHKニュース

再来年に運転開始から40年を迎える、佐賀県にある玄海原子力発電所２号機について、九州電力は運転期間を延長せず、廃炉にすることを決めました。 原発の運転期間は原則40年とされていて、原子力規制委員会の認可を得れば、最長で20年延長できるため、九州電力は、２号機を廃炉にするか検討を続けてきましたが、13日、臨時の取締役会を開き、廃炉にすることを決めました。 このあと、九州電力の池辺和弘社長は佐賀県の山口知事を訪ね「再稼働した場合の残された運転期間などを勘案して廃止を決定しました」と述べ、廃炉の決定を報告しました。 これに対し山口知事は「２号機が廃炉になっても、核燃料や放射性物質が直ちになくなるわけではない。廃炉作業中の１号機も含め、安全対策には万全を期してもらいたい」と注文をつけていました。 廃炉を決めた理由について九州電力は、福島第一原発の事故のあとに強化された規制基準への対応として求められ