SYNODOS JOURNAL : 誰にでも出番がある社会を実現するために 安藤至大

2011/11/823:2 誰にでも出番がある社会を実現するために 安藤至大 1. はじめに 私は料理を作るのが好きで、自宅に友人を招いてホームパーティーを開くことがあります。このとき調理を手伝ってくれようとする人も多いのですが、たいていの場合、私は「いいから先に飲んでいてよ。僕も飲みながら作るからさ」などと言って缶ビールを渡します。 さて、なぜ私は友人に手伝ってもらわなかったのでしょうか。「そんなことを聞かれても知らないよ！」などと言わずに、もう少しお付き合いください。 私がいったい何の話をしているのかと不思議に思われたかもしれませんが、この話は、ちゃんと今回の内容に関係しています。なぜなら、本稿で扱う内容は、人はなぜ他人に仕事を任せないのかを考えることだからです。 2. 仕事がなくて死にそうな人と仕事が多すぎて死にそうな人 最近、非正規雇用の増加が問題視されています。しかし

[Dursan]

結局、リカードの比較優位って前提条件が現状と違いすぎて援用できないよねという説明を延々としただけで何の具体的な提案もないという。

[tdam]

「リカードの比較優位」論と、その現実離れした前提仮定条件についての良説明。実社会では成り立たない「供給は需要される」という仮定をはずすことが必要。思考の終着駅は総労働時間÷労働者の調節、ワークシェア。

[SasakiTakahiro]

仕事の総量が増えることと切り分けが容易になることの二つが合わさることで初めて働く場所が増える。

[rna]

「比較優位」が成り立つ社会は効率が良いだけでなく「誰にでも出番がある社会」としての価値がある、比較優位の原理が成立しない条件があるなら社会の方を変えていこう、という話を、障害者雇用の話を絡めて。

[unyounyo]

「分業より競争」をどう換えるかだよな。

[yoshikogahaku]

これは尤もなんだけど、スケールが大きくなると想像力が追いつかなくなってなかなかうまくいかないんじゃないかなぁ。町レベルとかではこれは素敵だと思うけど、国中皆んなバナナ作ってたりするのはまた別な気が。

[Baatarism]

比較優位について分かりやすい説明がされている。

[myogab]

比較優位・絶対優位で生産性だけを根拠に、限界条件で劣者に残り物しか与えない…餓死衰弱の運命を与えること…が許されるなら、伊東さんは阿部さんを殺す以外に生存の道は無いよね。全体の生産性？関係無い未来の事

[shinchi]

改めて再読

[houyhnhm]

領域定義

[agrisearch]

比較優位論と障害者雇用について

[heis101]

比較優位関係。

[mojimojikun]

えぇと、比較優位とかの方向性で誰でも出番がある社会という理想に向かって社会の側を変えようぜってことね？ いいね！いい人生だよ！

[maturi]

”というわけで本稿の最初に述べた料理のお話は比較優位の原理の前提が満たされていない状況の一例だったのです”経済理論の知見を現実に適用する際には前提条件が満たされているかどうかを確認することが重要だとい

[hiroao]

比較優位論の前提ね。確かに景気拡大して労働需要が増えなきゃ「分業による生産力増大」なんて達成しようもないな。障害者の労働力も社会的分業に包摂していくことも大事か。ところで彼らの労働力は安いのだろうか

[yasudayasu]

前提が成り立ってない、だからその理論は使えない、と短絡的に考えてはならず、豊饒なインプリケーションを引き出せることを示している。

[K416]

「比較優位」について。なるほど。

[mxnishi]

あとで。

[wander1985]

”比較優位の原理”について。