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実質賃金は25カ月連続減 5月、物価上昇に追いつかず:朝日新聞デジタル
厚生労働省が30日発表した5月の毎月勤労統計(速報)で、働き手1人平均の現金給与総額は前年同月よ... 厚生労働省が30日発表した5月の毎月勤労統計(速報)で、働き手1人平均の現金給与総額は前年同月より0・6%増の26万8389円だった。物価の伸びに賃金が追いついているかを示す実質賃金指数は同0・1%減で、25カ月連続でマイナスだった。 現金給与総額は建設業や金融・保険業、飲食サービス業など多くの業種で前年を上回り、全体では2カ月連続のプラス。賃金水準を底上げするベースアップが進み、基本給などの所定内給与が同0・3%増えたほか、ボーナスなど特別給与も同19・3%増えた。 一方、パートタイム労働者の現金給与総額は前年より0・5%減で、5カ月ぶりのマイナスだった。前年より平日が少なく、出勤時間が減り、時給制で働くパートの賃金を押しさげたとみられる。 実質賃金指数は、物価の上昇に給与の伸びが追いつかない状況が続く。ただし消費増税が物価を押しあげる影響は一巡しており、下げ幅は昨年度の2~4%減よりも
2015/07/01 リンク