asahi.com（朝日新聞社）：火星に生き物、やっぱりいるの？ 東大博物館で特別展 - サイエンス

生物の痕跡らしきものが見つかった隕石（いんせき）。南極で見つかり、成分の分析で火星から飛来したことが判明している。一部を東京大学が保管している＝東大総合研究博物館宇宙航空研究開発機構などが検討している未来の火星探査車＝東大総合研究博物館 火星に生き物はいるのか――。火星では近年、川の流れでできたような地形などが見つかり、水の存在が有力視されている。水があれば、かつていた生き物の痕跡や、地下でまだ生きている微生物が発見されるかもしれない。そんな謎に迫る特別展「火星 ウソカラデタマコト」が、東京・本郷の東京大総合研究博物館で始まった。 火星は１９７０年代に着陸した探査機により、赤茶けた砂漠に覆われ火星人は住めそうにないと考えられた。ところが、２０００年代の観測で、少なくともかつては水が大量にあったと考えられるようになり、生命の発見に再び期待が高まっている。 特別展では、生命の痕跡らしい跡