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青色光を当てると昆虫が死ぬ、新たな害虫防除装置の開発に期待も。
東北大学大学院農学研究科の堀雅敏准教授の研究グループは12月9日、青色光を当てると昆虫が死ぬことを発... 東北大学大学院農学研究科の堀雅敏准教授の研究グループは12月9日、青色光を当てると昆虫が死ぬことを発見したと発表した。この研究により、ある種の昆虫では、紫外線よりも青色光のほうが強い殺虫効果が得られること、また、昆虫の種により効果的な光の波長が異なることも明らかになったという。 紫外線の中でも波長が短いUVCやUVBは、生物に対して強い毒性をもつことが知られているが、比較的複雑な動物に対しては、長波長の紫外線(UVA)でも致死させるほどの強い毒性は知られていない。そして一般的に、光は波長が短いほど生物への殺傷力が強くなる。よって紫外線よりも波長の長い可視光が昆虫のような動物に対して致死効果があるとは考えられていなかった。 今回の発見はこれまでの常識を覆すもので、青色光はさまざまな昆虫種に対して殺虫効果を示している。その効果は卵、幼虫、蛹、成虫のいずれの発育段階でも得られるという。同グループ
2014/12/10 リンク