訂正：危機克服に財政協調強化必要、5日に独首相と会談＝仏大統領 | ビジネス | 最新ニュース | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

［トゥーロン（フランス） １日 ロイター］ フランスのサルコジ大統領は１日、同国南部トゥーロンで演説し、ユーロ圏の危機克服には加盟国財政の協調強化が必要だと訴えた。大統領は、独仏が検討している欧州連合（ＥＵ）条約の改正について、超国家機関への権限委譲ではなく、政府間の協力強化を意味すると説明。「欧州の改革は超国家機関に向けた歩みではない。欧州には戦略的、政治的な選択が必要であり、統合は政府間で行う」と述べた。大統領は、財政規律の強化を盛り込んだ新たなＥＵ条約や、問題を抱えた加盟国を支える欧州通貨基金が必要だと主張。ユーロ圏の決定を全会一致ではなく多数決で下す必要があるとの認識も示した。大統領とメルケル独首相は５日（訂正）に会談し、ＥＵ首脳会議に提出する独仏共同案の概要をまとめる方針という。大統領は、欧州中央銀行（ＥＣＢ）については、独立を維持する必要があり、デフレリスクに対して行動する際に

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訂正：危機克服に財政協調強化必要、5日に独首相と会談＝仏大統領