「自殺」というネガティブの極致とも言えるトピックに「素晴らしい」とか「感謝」とか「読み応えたっぷり!」という感想を載せる人って、「自殺」という現象をどう頭の中で処理しているんだろうというのはちょっと気になったりする。 震災の被災者とかに聞いても同じような回答が得られると思うんだけど、当事者にとって、窮地に立たされた時とか、苦悩の中でもがき続ける様の中に「ポジティブ」な側面なんて微塵もないのね。本当にただ苦しい。そういう姿を端から見て「素晴らしい」という感想を持たれてしまうのって複雑な感じがする。 言うなれば、縄で首を締められて「はあ、はあ、苦しい!苦しい!!!」ともがき続けている様を見て「これが人間の生々しい生の躍動なんですね!素晴らしいです!」みたいな感想を持たれてしまっているような、そんな齟齬を感じる。 「ネガティブな事象にも、ポジティブな側面が必ずあるはずで、それを捉えられないと耐え