最初に採用された「タマ&フレンズ」 最近のトレンド「『子どもだからこんな柄』では…」 「子ども主体」の一方、葛藤も SNS上で定期的に話題にあがる「裁縫セット」や「書道セット」のケースのデザイン。小学生の間に学校を通じて購入することも多い教材ですが、キャラクターやロゴがあしらわれたそのデザインは、そもそもどのような経緯で採用され、時代によってその人気に変化はあるのでしょうか。50年以上、「セット」などの教材を販売している会社に話を聞きました。 35年前、キャラクター採用の時代感とは 応じてくれたのは、50年ほど前から全国に向けて裁縫セットや書道セットを販売している新学社(京都市)です。 新学社では、特約店(各社が販売する学用品などを、学校に直接訪問して販売する業者)を通じて全国の小学校約2万校に商品を販売しています。 新学社が裁縫セットなどの教材を開始した当時、すでに学校では裁縫や書道を扱
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