メトロポリタン美術館をはじめとする美術館やニューヨーク公共図書館(NYPL)などの公共図書館では、所蔵作品や地図、古書などのデジタルアーカイブをパブリックドメインとして公開する動きがみられるようになってきた。 ニューヨークの「ソロモン・R・グッゲンハイム美術館」もそのひとつだ。 ・グッゲンハイム美術館所蔵のアートブック200冊以上が無料でダウンロードOK 「ソロモン・R・グッゲンハイム美術館」では、2012年以降、所蔵するアートブックのデジタルアーカイブを、非営利の電子図書館「インターネット・アーカイブ(Internet Archive)」で開放してきた。 現時点で公開されているのは、著名な芸術家であるパブロ・ピカソやオーストリアの画家グスタフ・クリムト、ポップアートの代表的な画家として知られる米国のロイ・リキテンスタイン(Roy Lichtenstein)らを採り上げた書籍を含め、200