それが、米アップルが「アップルウオッチ」の発売でやろうとしていることだ。同社は10日からオンラインで注文を受け付け始め、2週後に9カ国でウオッチを発売する。 新しい「ウエアラブル」のコンピューティングプラットフォームとして、これまでで一番期待が持てるモノにしては、ウオッチは頓挫する恐れがある。 ウオッチを持つことになるのは、アップルの既存顧客の一部だけだ。なぜなら、ウオッチは「iPhone(アイフォーン)」に縛り付けられているからだ(そのiPhoneはスマホ所有者の6人に1人しか利用していない)。 自己完結型の製品に固執する傾向 ウオッチはiPhoneから接続性を得る端末で、ウオッチ上で動作するアプリは、アップルの「アップストア」が扱う同社製モバイル端末用のアプリの拡張版だけだ。 影響力のある米国の経営学教授、デビッド・ヨッフィー、マイケル・クスマノ両氏によると、これは技術プラットフォーム
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