紙媒体とそのブランドを使ったネットメディアの関係は、各誌それぞれに特徴がある。これまで見てきたCNNマネーとエコノミストにも大きな違いがあった。その中でも、今回紹介するフォーブス・ドット・コムは、雑誌を超えて大きく飛躍し始めたという点で最も注目を集めている媒体だ。 隔週刊の雑誌のコンテンツ量をはるかに超える約3000ものコンテンツを毎日流しているだけでなく、オフィスも雑誌部門とは別にしてしまった。さらに、ネット媒体が単独で欧州やアジアに専属の駐在員を置き、動画用のスタジオまで作っている。 急速に親離れを加速させるフォーブス・ドット・コムのジェームス・スパンフェラーCEOにその狙いを聞いた。 * * * 川嶋 フォーブス・ドット・コムは海外支局の開設を加速させているようですね。動画用のスタジオまで海外に建設されているとか。成長スピードには驚かされます。 スパンフェラー 中国の上海、香港、それ
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