2024年がもうすぐ終わろうとしています。私個人にとっては、博士論文を無事提出することができたという点で感慨深い年となりました。 色々なことがあった一年でしたが、日本語・日本文学史の世界にとっては、藤ふじ原わらの定さだ家いえ(「ていか」とも読みます)自筆本『顕けん註ちゅう密みっ勘かん』の発見が大きなニュースでした。また、私も今年は定家仮名遣いに関係する論文を一報発表したので、個人的にも今年は定家とのかかわりの多い年でした。そういうわけで、今年のXでのポストを取りまとめて、藤原定家の仮名遣いについてのちょっとしたエッセイにしたいと思います。 『顕注密勘』で藤原定家の時代の日本語のアクセントが分かるかも?今年(2024年)の4月、藤原定家自筆の『古今和歌集』の注釈書、『顕注密勘』の発見が話題となりました。 文学通信さんによる記事リンクまとめ: 私は日本語の発音、特にアクセントの歴史を専門として
